2011年07月01日

ミツバチ日記★その4(最終回!)

  2回目の移動を終えた後、ふと気になって昆虫図鑑を開いてみた。我が家にお越しになったミツバチの写真を見つけたが、なんと、それはニホンミツバチでもセイヨウミツバチでもなかったのだ。

我が家に来たハチの写真はコレ↓。

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本当のニホンミツバチの写真はコレ↓。

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たしかに頭の大きさが違うし、体の毛の長さ、色が全然違いますねー。我が家に来たハチの本当の名前は「マルハナバチ」と言うそうです。

でも「ミツバチ」と同じ種類の「ミツバチ科」、花の蜜を集めてくれるならなんでもいいや、と望みを捨て切れなかったのですが、マルハナバチの家族は20〜30匹と少なく、ミツバチほど集団で暮らさないので集まる蜜もほんのわずか。

秋に収穫する蜂蜜を夢見て、ブログを見てくださっている皆さんにもおすそ分けできるかなーなんて考えながらアレヤコレヤいろいろと頑張ってきたが、今回はここまでとなってしまいました…。

移動中の鳥の巣箱はどうすれば…。せっかく作った新しい巣箱は…。せっかくだから「さんさん市」の時に皆さんに見てもらって笑い話にするしかないかな。

 

●7月2日(土)都合によりショールームはお休みさせていただきます。
●summer craft events 「さ
んさん市 vol.2」開催!詳細はコチラ

posted by 雄倉高秋 at 08:13 | Comment(0) | ミツバチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

ミツバチ日記★その3

ミツバチはおとなしい性格で、人を刺すことは少ないそうです。が、油断をしてはいけません。以前スズメバチに刺されたことがあるので、2回目が一番危険だそうです。皆さんもお気を付け下さい。2回目の時は救急車を呼びなさいと、医者に言われました。

下の写真が私の防蜂3点セットです。白い上着に網付き帽子、ゴム手袋。

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巣箱を50cmほど動かしました。移動のとき、偵察のミツバチが少し増えましたが、向かってくるような子は一人もいませんでした。

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かなりおとなしいです。記念撮影。

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次回ミツバチ日記、衝撃の最終回!(え〜!なんでーっっっ)乞うご期待。

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posted by 雄倉高秋 at 23:06 | Comment(0) | ミツバチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

ミツバチ日記★その2

ミツバチをミツバチの巣箱にお招きするためには、まず巣箱を地上に降ろさねばなりません。ここで気を付けなければいけないのが、ミツバチの帰巣本能です。ミツバチは巣を中心として片道2q程の距離を縄張りとし、蜜を集めます。要するに2qの範囲ならどこからでも巣に帰ってこれます。

そして問題なのは、巣の位置がほんの数mでも移動した場合でも、帰宅困難に陥るということです。外出時はほとんど気付かないのですが、帰宅時にはインプットされている前の巣の場所に帰ってくるそうです。そこに巣がない場合、その場でオロオロしてパニック状態になり、巣を見つけられないそうです。

数m動かしたい場合、まず2kmより遠くに巣を動かし、そこで1週間ほど生活させ、新しい場所をインプットさせます。その後、最初の巣から数mの場所に移動させます。こうすることで最初の巣の場所を忘れさせるのです。ただ、2q以上のエリアでミツバチの巣箱をを置いておける場所が私にはありません…。

もうひとつ方法があります。少しづつ動かす方法です。30〜最大50cmが限度だそうですが、毎日少しづつ目的の場所に移動させるのです。私はこの方法にチャレンジしようと思います。

移動先は巣箱のある木から8mほどの位置にあるスペース。現在は樹上4mほどの位置で、かつ真下は茂みなので、どう動かすか悩みました。で、思いついたのが斜め材を渡す方法。この斜め材に沿わせて、空中散歩のように毎日50cmずつ移動させるのです。うーん、グッドアイデア!直線距離で10m程なので20日くらいかかりますが…。

それもこれも、秋に収穫する純天然ハチミツのため。これぐらいの労力はへっちゃらへっちゃら。とりあえずハシゴを使って斜め材を渡しました。

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posted by 雄倉高秋 at 23:58 | Comment(0) | ミツバチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月25日

ミツバチ日記★その1

鳥の巣箱に巣作りを始めたニホンミツバチのために、仕事の合間にミツバチ用の巣箱を作りました。

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この巣箱は4段式。ミツバチは天井部分から垂れ下がるようにどんどんと巣を作ります。

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屋根・外蓋を取ると内蓋があります。この内蓋から巣が垂れ下がります。

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巣が落ちないように補強材を入れてあります。巣は上からハチミツ貯蔵庫、花粉貯蔵庫、一番下が育児室となるそうです。ですから、巣が大きくなると一番上の箱はハチミツだけになるわけです。そうなると、一番上の箱だけを分離して巣を頂戴し、空になった箱を一番下に戻します。この繰り返しで、延々とハチミツが採れるわけですね〜。

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こちらは蜂の出入り口。高さは7mmとしました。それ以上になると、ミツバチの天敵スズメバチが巣の中に入り、全滅させてしまうことも。底板はスライド式で、お掃除・点検も簡単。

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こちらは出入り口に女王蜂の逃亡防止柵を取り付けたところ。巣箱が気に入ってもらえない場合でも、女王蜂さえ外に出られなければ、群れが逃げることはありません。あきらめて巣作りに専念しだしたら、逃亡の心配はなくなるそうです。

新しい巣箱は嫌われることが多いらしいのですが、表面をバーナーで焼けば入ってくれる確率も高くなるそう。防腐にもなるし。

さて、次の問題はミツバチ達をどうやってこの箱にお招きするか…。

posted by 雄倉高秋 at 22:02 | Comment(0) | ミツバチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする