2017年04月10日

3万部の重圧

今年も5月に「かんじる比良」が開催されます。今年で13回目。

毎年数千人の方にご来場いただいているこのイベント、ありがたいことにスープファニチャーは第一回の立ち上げから実行委員として参加させていただいています。このイベントは企画から後片付けまですべて参加者有志とボランティアスタッフで行っている自主運営型イベントです。

当時越してきたばかりの私を誘ってくださったのは、知り合ったばかりだった「ギャラリーskog」の谷口さん。後にかんじる比良代表となる「ほっとすてぃしょん」の山川さんとともに、比良地域の魅力を発信したいとの熱意に共感し、僕も協力させてもらうことに。もともと、この地域に点在している作家や職人、ギャラリーやカフェをマップにまとめてみんなに知ってもらおう、というところからスタートしたこのイベント。なのでマップがとても重要な位置を占めています。

当初はプロにお願いしていたガイドマップですが予算が厳しく、5年ほど前から自分たちで制作してみることに。そしてポスターやチラシ制作も合わせて僕が担当させていただくことになりました。最初はさわったことのなかったイラストレータも今ではプロ並み・・・とまではいきませんがなんとか操作できるようにはなりました。

5月のイベントに向けて毎年1月頃から製作に入り、打ち合わせを重ね、デザインを決め、3月上旬に参加者が決まると、最終レイアウトと店舗詳報、位置情報をマップに落とし込み、4月上旬に入稿、4月中旬に完成、配布開始となります。今年は2月がまるまる記録的な大雪だったおかげで、雪かきとガイドマップにドップリの日々を過ごすことができました。(仕事しろー! ←妻の心の叫び)

そして今年もようやく入稿し終わり、完成を待つのみの状態となりました。

入稿直前の校正作業で眠れない時もありますが、実は入稿後のほうが一番落ち着きません。完成が楽しみではありますが、きれいに仕上がっているか、文字は見やすいか、入力間違いがないかどうか、気になって眠れないことも。数年前は店名を間違ってしまい、実行委員その他の皆さんで何千部とシール張りをしていただく羽目に…。(汗)

一昨年からはそれまでの3倍の3万部に増刷し、道の駅「妹子の郷」にも常設していただいています。自分の作ったものが3万人の方に見てもらえる、なんてことはそうそうありません。やりがいのあるお仕事です。

今年もあと数日で完成品が手元に届きます。どうか間違いがありませんように。もし間違いがあれば、関係者の皆さん、シール貼りよろしくお願いします。ドキドキ。

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posted by 雄倉高秋 at 21:08 | Comment(0) | かんじる比良 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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