オーク材のラウンドテーブルをお作りさせていただきました。
天板はオークの柾目、小川のせせらぎのような木目が美しいです。
脚はペデスタル型、家具の場合は1本脚タイプを「ペデスタル」と呼びます。
120mmの角材から装飾を削り出した「ろくろ脚」としました。
天板の裏側には、天板の反りを押さえる「蟻型吸付き桟」を施しました。
タータンチェックのチェアとの相性も抜群です。
余談ですが、このタータンチェックの名前をご存知ですか?「ブラックウォッチ」と呼ぶそうです。お施主様に教えていただきました。意味は…「黒い時計」ではありません。(笑)
その昔スコットランドに、世界中で活躍した軍隊の部隊がいたそうです。その部隊の軍服がこの濃い色のチェックだったそうで、その部隊に「ブラックウォッチ(黒い見張り番)」というあだ名がつき、今ではチェック柄の名前として世界中に広まったそうです。勉強になりました。
この空間は、お施主様の事務所のゲストルーム。実は内装もお手伝いさせていただきました。完成披露会まで呼んでいただき、感無量のひと時を過ごさせていただきました。
お施主様のK様、工務店のN氏、本当にありがとうございました。
そして春にはレストランもオープン予定、間もなく店舗工事が始まります。スープファニチャーも少しだけ関わらせて頂く予定です。
この度はご注文、誠にありがとうございました。
■■round table 03
φ1100 H650
material : white ork
finish : waterstain + osmo #3161 evony
price : ask