「かんじる比良」にあわせて追い込み作業をしていた手作りログのタイニーハウス。
アトリエ・山林舎の野田氏とスタートしてから早3年。朽木の杉丸太を手斧で製材し、丸太同士が合わさるノッチと言われる部分も全て一つづつ手作業で加工。ショールーム横の駐車場で昨年組み上がったログ本体は一年間雨ざらし。先日ようやくスープの森に移設しました。その貫禄は、本物の素材感をプンプン漂わせています。
「もっと荒い風合いが欲しいな」、「屋根は反り上がった風にできる?」、「軒先は中央が垂れる様にできるかな。」、次から次に出現する僕の要望を、真っ向から取り組んで形にしてくれる野田氏に感謝。カナダで習得したという彼のログのノウハウは、家具職人の僕も感心させられます。
イベント当日のお客さんの反応は予想以上。子供はもちろん、大人まで皆さん興味津々で見学してくれていました。私とログハウス屋さんの野田氏が本気を出し合って作ったタイニーハウス。完成はまだ少し先ですが、こんな仕事がもっとできたらいいな、なんて2人でつぶやきながら、今日も作業を続けています。