「かんじる比良」特別企画、「もっきんをつくろう」ワークショップを5月18日・19日の2回開催しました。各日12組づつ、計24組で開催させていただきました。年齢層は大人から子供まで様々。両日キャンセル待ちが多数出るほどたくさんの申込みを頂きました。私にとっても「もっきんをつくろう」は今回が初めて。皆さんにうまく指導できるかどうか、少し緊張気味にスタートしました。
工房の扉を全開にして、5月の新緑の空気を感じてもらいました。まずはけんばんの元になる棒をお渡しし、ノコギリでカットしてドレミの音階を作ってもらいます。
ノコギリが初めてのお子様も。少し緊張気味?
中には手慣れた様子の参加者も。かっこいい。
親子で共同作業。
自分の耳で確かめながら音階を作っていきます。いつものワークショップでは、BGMにいい音楽を流していますが、今回だけは音は邪魔になりますのでBGMはなしで。
お父さんもこの日は大活躍。
機械を使っての穴開けだけはこちらでさせていただきました。アトリエ・山林舎の野田(兄)さんにお手伝いいただきました。ありがとう。
穴開けが終われば塗装です。当工房でいつも使用している「オスモウッドワックス」を5色用意させていただきました。それぞれお気に入りの配色で仕上げてもらいました。
あとはネジ止めし、ベルトを付けて完成です。
完成は目の前。がんばれ。
お好みでバーニングペンでデコレーション。
上々の出来にお母さんも嬉しそう。苦労した甲斐がありましたね。中には途中お子様が疲れてしまい、どこかへいってしまい、お母さんが一人で必死に作業されている場面も。半ば完成をあきらめかけていたお母さんも、最後のドの音が完成した時の笑顔は最高でした。
こんな小さな見学者も。数年後参加してね。
完成したら、みんなで演奏会!曲目は…もちろん「カエルのうた」です!
伴奏にギターのお兄さん登場。happy sweet キミドリのご主人、荒木くんにお願いしました。
みんなで演奏!音が伝わらないのが残念ですが、最高にやさしい音色。みんなが一つになった瞬間でした。
2日間で合計24個のもっきんが生まれました。それぞれ色も形も個性豊かです。怪我もなくひと安心。無事に完成したもっきんをもって走り回る子供達。何回もドレミを叩いてご満悦の大人たち。自分でものをつくる楽しさを味わっていただけましたでしょうか。
今回初めての内容とあって、時間内に終わらなかったり、いろいろと不手際があったかもしれません。この場を借りてお詫びいたします。これからもスープファニチャーでは、皆さんを笑顔にできるモノやモノヅクリを伝えていければと思います。
オマケ:ワークショップの看板は、いつもどおり娘たちに描いてもらいました。当日の朝。しかもパジャマで…。