メイプルシロップを作るには、樹液(メイプルウォーター)を40分の1になるまで煮詰めなければいけません。
つまり、500ccのメイプルシロップを作るには20Lの樹液が必要になります。
なので今回私が用意したペットボトルは2Lが10本。大変ですが、とりあえずこれを満タンにできれば、500ccですがメイプルシロップが…。笑いが止まりません。とりあえず様子見で5本設置しました。
セットした翌日、ほとんど樹液は出ていません。ちょっと時期が早かったのか。もう少し様子をみます。
3日目、相変わらず樹液は出ていません。ここで気づきました。ペットボトルは密封されていて、空気の抜ける場所がありません。これでは圧力がかかり樹液は落ちてこないわけです。ペットボトルのキャップを少し緩め、空気が抜けるようにします。
5日目、ペットボトルの底に小さじ1杯分の水分が!これがメイプルウォーターというやつか。そろそろ時期が近付いてきたのかな。もう少し様子をみます。満タン満タン。
7日目、あまり変わっていません。まだ時期が早いのかな。もう少し様子をみます。
10日目、全然変わっていません。早い時期にあけた穴が乾燥してしまい、樹液を通さなくなっているのかも。木へのダメージも気になりますが、1回だけ場所を変えて設置し直してみます。
20日目、全然変化なし。天気は下り坂。雨あがりに期待します。
30日目、ほぼ変化なし。間もなく4月。もう無理なのか?
40日目、僅かにたまった水分の中にヤスデが溺死。キャップの隙間から侵入した模様。即、ペットボトル全撤去。そして終了。チーン。
撤去した穴は木栓で塞いで、木の修復の手助けに。もちろん木目の向きは合せました。
ということで、今回のメイプルシロップ計画はみごと惨敗に終わってしまいました。(泣)
時期が悪かったのか、木が小さかったのか、樹種が悪かったのか…。来シーズンが来るまでもう少し勉強してみます。それとも30年計画で自分で苗からで植えるか〜!(^_^;)