2013年11月19日

dining chair 04

フルオーダーのダイニングチェアをお作りさせていただきました。

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ご注文いただいた奥さんはとても小柄な方で、ご主人との体格差もありました。お宅にお伺いしてみると、ダイニングテーブルの高さは78cm(通常は72cm程度)、かなり高めです。奥さんはダイニングチェアの座面にクッションを何枚も重ねて敷き、足元には台を置いて生活されていました。

今回、奥様が楽に座れる専用のダイニングチェアをとご依頼していただきました。本製作の前に試作品を制作し、実際に座っていただいて各部寸法の調整をし、その後本製作に入らせていただきました。

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 テーブルに合わせて座面高さを51cmと高めにし、足元には足置きを設置しました。

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 背もたれ部分。緩いカーブで体を包み込みます。

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 座面も緩やかにカーブさせています。座面の上で正座されることもあるそうなので、座面は広めにしました。また、通しほぞにクサビを打ち込んだデザインは、ほぞが緩むことがありません。

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 足置きがあることで、座った時に太ももの裏が痛くならず、楽に座れます。 

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 座面裏側、隅木を入れることで強度をアップさせています。 

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後ろ側には焼印を入れさせていただきました。

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■■ dining chair 04

w610×d550× h990 (sh510)

material : white ash

finish : water stain + osmo #3137 cherry

price : お問い合わせください。 

 

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 お客様宅にて

posted by 雄倉高秋 at 09:33 | Comment(0) | 家具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月14日

煙突掃除

日に日に気温も下がり、そろそろ薪ストーブが恋しい季節になってきました。

シーズンが終わった直後の春に煙突掃除をされる方もおられますが、夏の間に鳥や蜂の巣になってしまうこともあるようで、私は毎年点検も兼ねてシーズン直前のこの時期に掃除をします。

まずはストーブを養生。これを怠ると、吸気口の僅かな隙間から煤が部屋中に飛び散り、靴下の裏が真っ黒に。(笑)

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 ロフトの天窓から屋根に上ります。 

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このタワシの親玉を煙突内に差し込み掃除します。

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 我が家のリビングの天井高は約5.5m、煙突長さは6m、途中30度で2か所折れ曲がっているので少し抵抗がありますが、それでも無理に最後まで押し込みます。

次にゴシゴシしながら抜き出します。最後に、部屋に戻りストーブ内に落ちてきたタールを掃除して終了です。タールはおよそスーパー袋1/3程度でした。トータルで約30分。

我が家の暖房は、ほぼこれ一台。これで今シーズンも薪ストーブライフを楽しめます。 あ〜、薪割しなきゃ…。

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 我が家の屋根からみた景色、パノラマで撮影してみました。(クリックで拡大)

 

posted by 雄倉高秋 at 09:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月02日

稲刈り

高島でお菓子作りをされているお友達のki-mi-do-reの荒木君ご夫妻が育てている田んぼの稲刈りを、娘たちを連れてお手伝いしてきました。

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娘は小学校でもお米を育てているようですが、私は稲刈り初体験でした。
ザクザク刈れて気持ちいいのですが、刈った束を積み上げるのにコツが要ります。刈るのは娘たちに任して、私は積み上げる役に。

子供たちも夢中で黙々と作業を進め、予想よりもかなり早く稲刈り終了。

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 次は、刈った稲を干す棚を竹で組みます。

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組みあがった棚に稲を干してゆきます。同じ掛け声を繰り返し、口がおかしくなりそうな荒木君。


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3時間ほどで、全ての作業が終了。
ちなみに今日の収穫はお米およそ30kgとのこと。荒木君はこのほかにももっと広い田んぼしているそうです。この後、隣の田んぼをしているお友達の野口君が作ってくれた、ふかしイモをいただきました。ご馳走様でした。

コメを作るということ、体を動かして収穫を得るということ、昔ではごく普通のことだと思いますが、今ではなかなかできない体験をさせていただき、おかげでコメ作りがとても身近に感じられるようになりました。次は田植えからやってみようかな。

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↑ 落ちていた稲を「爪脱穀」する娘たち。

posted by 雄倉高秋 at 08:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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