毎月最後の日曜日、和邇の山林舎の倉庫の2階でopenされるそうです。
隠れ家的な空間でついつい長居してしまいそう。(^^)
薪ストーブ、ログハウスに興味のある方は覗いてみてください。
今月は明日!P有!
LOG BARN'S 080-6166-0050
先日、工房に2本のソファが運ばれてきました。持ち主によると、どちらも座り心地が悪くなったとのこと。修理は本職ではありませんが、思い入れのあるソファだそうなので、なんとか修理して元通りにしてあげたい。
まず黒いソファの方は、座ると底がない感じで、深く沈んでしまいます。内部を確認すると、スプリングの上に張っている力布が破れていた。また、クッションのウレタンフォームも劣化してポロポロと崩れてきている。
まずスプリングと力布の間に新たなウレタンフォームを挟み込む。
そしてそのウレタンとスプリングとの間に、新たな力布を滑り込ませました。
四方をきれいに固定して完成。座り心地も上々です。
次は茶色いソファ。バネが1本折れてしまっている。長年使われてゆく間に金属疲労が起こり、あるときプチンと切れたようだ。
おそらく中央2つが同じような状況だと思われるので、この2本を新品に取り換える。
これで完成。どちらも表面の生地は、まだ張り替えなくてもよさそうだったので、裏側からできる方法で修理させていただきました。下地布を張りなおして終了です。
実は先日からソファの設計が私の頭を悩せていました。今回ソファの構造など、いろいろと勉強させていただきました。
いい家具は修理しやすく、ずっと使い続けることができるのだと実感しました。これでまたご主人様のもとで活躍してくれることでしょう。この子たちの主治医に慣れたようで嬉しいです。
今回の大型台風は近畿にもたくさんの被害をもたらしました。被害に合われた方々に心からお見舞い申し上げます。
私もここに越してきて7年間で一番の台風でした。うちの被害なんて大したことはありませんが、それでも後片付けには2〜3日かかりそうです。
昨日の早朝、尋常ではない雨風で起こされました。工房・ショールームが気になり、急いでカッパを着て家を出ると、正面の森から自宅に向かって濁流が流れていました。2本の側溝でなんとか食い止められてはいるが、グレーチングに枯れ葉がたまり今にも溢れそう。慌てて枯れ葉を掃除する。ふと横を見ると、花壇のうしろに作った板張りの塀が倒れている。晴れたら直そう…。とりあえず100m先の工房へ。
工房に入ると、やはり気になっていたことが。締め忘れていたトップライトの網戸から横殴りの雨が…。作業台や床、機械がしぶきをかぶっていた。慌てて窓を閉める。
ショールーム裏にある、スープの森に面したウッドデッキ。普段は小鳥がさえずり、小川のせせらぎがとても気持ちの良い空間ですが、小川が氾濫し、全てを飲み込むような濁流が既にウッドデッキの下にまで流れていました。 恐ろしくなり、急いで自宅へ引き返し、台風が通り過ぎるのをじっと待ちました。
今朝は朝から雲ひとつない気持ちのいいお天気でした。自宅前のアスファルトに積み上げられた泥を掃除し、側溝を掃除し、板塀を補修しました。
道路は泥や枯れ葉、時には倒木が行く手を塞ぎます。ひとつづつ撤去しながらショールームに行くと、小川はいまだに濁流を流し続けていました。山に沁み込んだ雨は、時間を掛けて琵琶湖へと流れてゆきます。左上に写っているのはウッドデッキ。流されていませんでした。ホッ。川に流された鹿よけネット。補修しなければなりません。
ショールーム内は大雨の時に雨漏りする箇所があり、やはり床に水たまりが。
工房裏の仮設トイレが吹っ飛んでいました。ほとんど使用してませんが、とりあえず元に戻しました。
工房の大扉。突風で一部が破損。とりあえず組み直して補強。
こちらは自宅前の畑。キュウリ&ナスの支柱が無残な状態。もう撤収の時期ですが。
こちらは親父にプレゼントした庭の時計台。数年に一回、台風で倒れます。(笑)
その他、周辺道路の倒木の撤去やご近所さんの道路掃除のお手伝いをして日が暮れました。明日からは仕事に戻れそうです。
オリジナル家具のご注文頂いたとき、少しでもより良い家具にするために改良を加えることがあります。その内容は、目に見えない構造的なものからデザインの変更まで多岐にわたります。
今回のお題は人気の「FL arm sofa」。幅広のアームに本革クッションのシートが特徴のこのソファ。ショールームの中心にも鎮座しております。年月とともに木部も革も味わいが増してきたこのソファ。現在検討中なのがこのソファの本革クッションです。
より良い座り心地を求めて検討の真っ最中…。
椅子やソファ類は、人が全体重を預けて長時間触れ合う、家具の中で一番人間に近い家具と言われています。そのため人間工学に基づき、座面の高さや奥行、背もたれの角度や高さ、表面の素材、内部のクッション素材に至るまで検討箇所は無数にあり、慎重に決定してゆかなければなりません。
ところが検討すればするほど、いろいろと試しているうちに、座り過ぎて段々と解らなくなってきてしまいました(笑)。おまけに腰まで痛くなってきて…。腰とおしりをリセットしたいです。(一晩寝たらリセットされると思いますが。)
夜な夜な色んな文献を読んで勉強中。理想の座り心地に到達するにはまだ少しかかりそう。人間工学とソファについて教えてくれる優しい人はいないかなぁ…。
スープファニチャーの人気のローテーブル2種類、並べて撮影してみました。(HPのトップ画像にもしてみました。)
左は「NUTs low table」です。ピーナッツ型で両面くぼみがあり、思わず撫でてしまうようなデザインです。角が無いので、小さなお子さんでしたら5〜6人で囲めます。発売して6年、小さなデザイン変更を繰り返しながら、今までたくさんお作りさせて頂きました。
対する右側は「beans low table」。片側はくぼんでいますが、反対側は膨らんでいてソラ豆型。こちらも愛らしいフォルムになっています。昨年7月、お客様とのご相談により誕生しましたが、今では「NUTs low table」と人気を二分するほどに。
今回撮影に使った「beans low table」はご注文品でした。塗装はosmoアンティックパイン。今はお客様のもとに旅立ってゆき、残念ながら現在ショールームには在庫・展示品ともにありません。
一方、現在もショールームに展示している「NUTs low table」。製作してから6年が経過しました。塗装はosmoクリアですが、だいぶ飴色に変わり、細かな傷も付きましたが艶も出て、味が出てきました。
どちらのテーブルもサイズはw1100×h350です。奥行は「NUTs」が600、「Beans」が640。
愛らしいデザインはそのままに、Lサイズ(w1300)のご注文を頂いたり、先日はダイニングテーブルver.もお作りさせて頂きました。
お客様のご要望で、どんどんと進化を続ける「NUTs & Beans table」。あなたなら、どんなタイプを選びますか?
お問合わせ:スープファニチャー