2013年07月28日

「森の枝笛&バードコール製作教室」にご参加、有難うございました。

今回も「森の枝笛&バードコール製作教室」にたくさんのご参加、本当にありがとうございました。

深夜の土砂降りの雨も無事に止み、当日は曇り時々晴れの良いお天気になりました。曇りだったので、普段より幾分ましな暑さ工房で、皆さん思い思いに製作を楽しんで頂きました。

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いつも怪我だけはないように細心の注意を払って指導させていただいているのですが、5歳の女の子でも上手にノコギリが使えたのにはビックリしました。いつも思うのですが、枝笛・バードコール共に、音が出た時の皆さんの喜びの表情がとても素敵です。また、完成した時もとても嬉しそうで、私もやってよかったと思える瞬間です。

今回も個性豊かな作品がたくさん生まれました。また開催できればと思います。
次のワークショップは来月の「もっきんをつくろう」です。予約制ですので、皆様のお申込みをお待ちしています。

「もっきんをつくろう」 募集要項はコチラ↓
http://soup.blog.eonet.jp/default/2013/07/post-60c7.html

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posted by 雄倉高秋 at 11:04 | Comment(0) | workshop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月17日

NUTs dining table 1400 (KOTATSU ver.)

以前から製作したかった新作、「NUTs low table」のダイニングテーブル仕様を、今回お客様の方からご要望いただきました。有難うございます。

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今回お作りさせていただいたサイズはダイニングテーブルとしては少し小ぶりのw1400。お客様は、普段お二人でのご使用だそうですが、来客時には6名くらいで囲む事も可能です。

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そして今回、もう一つ新しいチャレンジをさせて頂きました。

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そう、コタツです。これまでにもいろんなお客様に「コタツを作ってもらえませんか?」とご相談を頂きましたが、無垢材で製作すると、コタツの熱により天板の反りや割れが発生する可能性が高いため、丁重にお断りさせて頂いてきました。今回のお客様は「うちで実験してもいいから、作ってくれませんか」とまでおっしゃっていただき、製作させていただくことに。本当にありがとうございます。

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天板は2重天板になっています。下の天板は反り・割れの心配の少ない合板を使用しました。

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ツマミを回すと上の天板がはずれ、間に布団を挟めます。天板裏には反り止め対策にプレートを埋め込みました。(来年春に天板の反りの状況を確認させて頂くことになっています。)

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外したツマミは、幕板に埋め込まれたナットにねじ込んでおけば無くす心配がありません。

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コントローラーは無段階調節。消し忘れ防止タイマーも付いているので安心です。

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オフシーズンに無くしがちなコントローラーの収納場所も作りました。

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椅子を4脚並べるとこんなかんじ。 角が無いので会話も弾みます。

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■■ NUTs dining table 1400 (KOTATSU ver.)

w1400×d800× h620

finish : osmo #3123 pine

※ コタツとして使用するにはダイニング用コタツ布団とダイニングコタツ専用椅子が必要です。

お問合わせ:スープファニチャー

posted by 雄倉高秋 at 11:45 | Comment(0) | 家具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月15日

タイニーハウス進捗状況

スープの森のタイニーハウスをお願いしている、ログのアトリエ・山林舎の野田さんの作業場に遊びに行ってきました。

もともと5月のイベント「かんじる比良」でお披露目するつもりでしたが、急いで作るより、じっくり楽しんで作ろう!との意見で一致。期日も決めず、「どこにも無いものを」、「基本的に手加工で」、「遊び心を忘れず」などなど話は盛り上がり、こだわりのタイニーログのコンセプトが出来あがってきました。(完成を楽しみにしてくれている皆様、スイマセン…)

「手加工で」。今回、この信念が野田さんエネルギーの大半を占めているようです(笑)。
朽木で育った杉の丸太を、皮をむき、ハンドヒューイングという技法でアックス(手斧)だけで削っていきます。機械で大まかにカットして、表面だけアックスで…、なんていう見せかけの手加工は使わない野田さん(笑)。なによりご本人が楽しんで製作しているのが嬉しいです。

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ノッチ(組み手)の部分ももちろんひとつづつ手加工。ダブテイルという組み方で組み上げます。完成すると8〜9段くらい積み上がります。現在は3段目。

ハンドヒューイングの実演を見せてもらいました。ピンピンに研がれたアックスが、的確に手際良く丸太を削って行きます。さすが!

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私も体験させていただきました。が、なかなか狙い通りに削れずに悪戦苦闘。でも楽しい!

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現在の製作の悩みは、ノッチに見えてくる木口面の処理。手加工にこだわるとノコギリでカットが普通なのですが、今どきのノコギリは切り口がキレイすぎるので(笑)どうしようか、と相談されました。たしかにアックスで削った丸太のゴツゴツした表面とのギャップが少し気になりました。

チェーンソー切りっ放しの仕上げがイメージに近かったのですが、機械仕上げになってしまうと躊躇されていました。ログビルダーにとって、ノッチ部分は最大のこだわりどころなのですね。

こんな時は2人で昔の時代に思いをはせます。機械がなかった頃の先人達が、どのようにして暮らしていたか、どのようにものづくりと向き合っていたか。すると野田さん、何か思いついたかのように作業場の奥に取りに行きました。

持ってきたのがディスプレイ用に海外で購入したという、アーリーアメリカンなノコギリ数種類。錆び付いていたので適当に研磨し、さっそく試し切り。

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結果は見事イイカンジの木口面が現れました。(写真が無くてスイマセン)

こんな感じで、ひとつひとつじっくりとこだわりながら、時間を掛けながら、そして楽しみながら製作してくれています。

前述の通り、期日は決めていないのですが完成はとても楽しみ。雪が降る前には完成するかなぁ。私も時間があれば、ちょくちょく手伝いに行こうと思います。

posted by 雄倉高秋 at 10:07 | Comment(0) | ツリーハウス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月12日

HINOKI BOX 45

高島市のかばん・袋物の工房「細井袋物」さんに、工房の展示スペースで使用する陳列BOXのご依頼を頂きました。

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サイズは縦横高さ共、45cm。ヒノキ実加工の板材からお作りさせて頂きました。

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シンプルな箱型なので、商品を引き立たせます。レイアウトは無限大です。

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同材質の引出しBOXもお作りさせて頂きました。

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内部には薄型のスポットライトを提案させていただきました。

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塗装はwatocoのクリア。ご自身たちで塗装されました。他にも、仕事の合間を縫ってご自身たちで展示スペースをリフォームさせている途中だそう。完成が楽しみです。

「工房 細井袋物」さんは、地元の麻、綿、帆布を使ったオリジナルの袋物を、ひとつひとつ職人の手仕事でお作りされています。気になった方はこちら↓をチェック。
HP  http://hosoifukuromono.jp/

■■ HINOKI box 45

w450×d450× h450

material : hinoki

finish : watco clear

お問合わせ:スープファニチャー

posted by 雄倉高秋 at 14:35 | Comment(0) | 家具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月11日

もっきんをつくろう

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おとなからこどもまで楽しめる、もっきん作りの教室です。
のこぎりでカットしながら音を調整し、自然塗料で塗装して組立てます。
森の中の家具工房で、作る楽しさを一緒に味わってみませんか?(要予約)

  開催日時:   8月25日(日)
           (午前の部)10:00〜12:30
            (午後の部)15:00〜17:30
  人   数:   各回12セット
  料   金:   1セット 2500円
  場   所:   スープファニチャー工房

     ※ 汚れてもいい服装でお越しください。
     ※ 小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
     ※ お二人で1セットでも可。
     ※ 空調はございません。熱中症などには十分ご注意ください。

     ご予約:  お電話  077-575-6076
         オーダーフォームはココをクリック 
        または 00email_2 

希望日時、個数と、必要事項をご記入の上お申込み下さい。定員になり次第締め切りとさせていただきます。

前回の様子はコチラ↓
     http://soup.blog.eonet.jp/default/2013/05/2013-fe83.html

posted by 雄倉高秋 at 09:08 | Comment(0) | workshop | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする