2011年05月01日

修理

※GWのショールーム営業日はコチラ

修理のご依頼を2件頂きました。

1.First chair

数年前に製作させて頂いた「First chair」。後脚と貫の接合部がぐらついていました。ほぞの面取りが施されていない時期のもので、接着も足りなかったのかもしれません。分解・清掃し、ほぞの面取りをして接着しました。

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2.writing bureau 01

先日、納品させて頂いた「writing bureau 01」。天板部分の開閉が固くなってきたとのこと。調べてみると、本体の側板中央が少し内側に反ってきたため、ステー金物に干渉していました。写真○印部分を少し削って再塗装、無事に動くようになりました。

製作時にはステー両側に1mm程度隙間を作っていましたが、側板の反りの方が大きかったようです。可動部が多くなるほど神経を使って製作していますが、どれ位のクリアを設けるかは、経験だけが頼りです。

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スープファニチャーで製作している無垢材の家具は、設置した環境で落ち着くまで1年程度かかる場合があります。落ち着くまでの間も、出来る限り使用上差し支えのない様な構造・工夫をして製作していますが、工業製品である合板ではなく天然素材である無垢材を使用しているため完璧ではありません。使用中にガタつきや異常などが感じられた場合には、速やかに使用を中止しご連絡を頂きます様お願いします。直ちに適切な処置を施させて頂きます。

日々勉強です。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。



posted by 雄倉高秋 at 09:09 | Comment(0) | 家具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする