2011年04月14日

風が吹けば桶屋がもうかる

注文していた半年分の木材が今朝届いた。あと残りわずかだった材料置き場がいっぱいになり、身も心も引き締まる思いだ。

以前に「スツールの座編み教室」に参加された受講生の方が、ペーパーコードだけを買いに来られた。なんでも、所有している空家を被災者の方にお貸しする事になったそうで、借主は福島原発の避難地域の方だそうだ。小さなお子様も一緒に入居するらしい。必要最小限の荷物だけで避難したので、家財道具付きがありがたいそう。ただ、食卓の椅子が座編みで、かなりボロボロらしく、貸主が急遽「座編み教室」で習った編み方で4脚編むそうだ。

「風が吹けば桶屋がもうかる」的だが、間接的に被災者のお役に立てているようで、「座編み教室」をやって良かったと思った。みんなチームなんだなと思った。こんなことぐらいではぜんぜん足りないだろうけど。

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posted by 雄倉高秋 at 18:42 | Comment(0) | 工房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

リビングのスタディコーナー

時折、「比良おろし」の恐ろしい風が吹く時間帯がありますが、ようやく春らしい日が続いています。薪ストーブの出番もめっきり少なくなりました。今年の春は、山に辛夷(コブシ)が咲き乱れています。花を飾りたいのですが、細い高木なので採ることができません。。。

我が家の娘たちも新小1・小3になり、先週末から通っています。「春休み中に!」と約束していたリビングのスタディコーナー、日曜日にようやく手を付けました。今回は家具職人としてではなく、DIYer(?)として製作。製作1日、塗装半日、超手抜きですが、それなりに満足できるものが完成しました。

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・ スタディデスク…1600巾。引出し(4杯)には某大手H.Cのボックスを利用。薪ストーブとパソコンラックの間にぴったり収まるサイズで作りました。フック付き。来客時にはダイニングテーブルと連結できる様に高さを合わせました。

・ ランドセルラック…2階建て。両サイドにフック付き。

・ 本棚…これも2階建て。

・ ライト付シェルフ…某大手H.Cのライトを取付けた飾り棚。

共にosmoウッドワックスのwalnutで塗装しました。組立て、塗装には子供達も参加しました。osmoの塗装は何度かやらせたことがあるので手慣れています。

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こうやって少しづつでも家具づくりの楽しさを感じてくれれば。最後はお気に入りのTシャツが汚れて、半べそをかいていましたが…。

posted by 雄倉高秋 at 08:29 | Comment(0) | 家具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月05日

PT bookstand

当工房人気の絵本棚です。本の表紙が見えるとつい手に取ってしまうので、お子様の読書意欲が自然と湧き、本を読む習慣ができます。下部仕切り板2枚は取り外しが可能です。

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カラーが3色並びました。左からパイン・ウォルナット・クリア。左端は木製キャスター仕様。

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背面も本を立てることができます。新聞や雑誌など、大人用としても使用できます。軽い間仕切りとして利用できます。

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■■ PT bookstand

w970×d360× h750

finish : osmo pine

price : ¥63,000

(木製キャスター仕様 ¥8,400up)

posted by 雄倉高秋 at 22:33 | Comment(0) | 家具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月01日

ディズニーリゾート

次女がじぃじに頼んだ卒園祝い、1年前から楽しみにしていた東京ディズニーリゾート(TDR)。明後日から行く予定でした。予約担当の私は、何カ月も前からファストパスやレストラン予約・ショー観覧席などがパックになったバケーションパッケージを必死の思いで予約。先週、パスポートやファストパスなどのセットが郵送されてきたので、わずかな望みを残していたのですが…。やはり営業再開はまだ少し先の様子。全てキャンセル扱いとなってしまいました(涙)。

TDRは埋立地にもかかわらず、建設時の適切な地盤改良のおかげで地震の被害ほとんどなく、今すぐにでも営業再開できる状態。震災直後、地元や被災地に2億円超の義援金を送ったり、スタッフが液状化の激しかった地元浦安市の復興ボランティアに参加したり、断水エリアにディズニーシーの水の使用を申し出たり。被災地の避難所にもディズニーショップのお菓子を配ったりしていたそうだ。

TDRに働いているスタッフは2万人以上。休業中のスタッフの給与は保障されているのだろうか。営業再開の目処が立たないばかりか出費続きのTDS、早期に営業再開できなければ経営はさらに厳しくなるだろう。未曾有の災害、暴走する原発、計画停電、こんなときに娯楽なんて、という声もあるだろうが、未来を背負って立つ子供たちの夢の国、なんとか早期に営業再開して日本を元気にしてくれればと思う。

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posted by 雄倉高秋 at 20:16 | Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする